足あとは嘘をつかない

30代前半のサラリーマン。仕事に関するアウトプットを中心に日々おもったことを書いてます。春からは子供のことも。

2019箱根駅伝を見終えて

明日から仕事始めなのに、今日は朝から鼻水が止まらない。仕事モードへ切り替えようと計画していたが、中々予定通りには進まないものだ。しかし、計画から逸れたテンションのまま、久しぶりにブログを更新しようと思えている。こんなロスも「悪くないこと」だと切り替えられる程、精神的に余裕ができるようだ。うん、悪くない。

この年末年始の一番のイベントは箱根駅伝だった。帰省をしない、友人との忘年会、新年会もあまりなかった大型連休は、家でのんびりと過ごすことが多く、スマホをいじる、テレビをみる時間がとても多かった。その中でも、断トツの時間を箱根駅伝に関するニュースを読んだり、番組を視ることに費やしていたように思う。

なぜ、こんなにも自分が箱根駅伝にハマるのか。おそらく要因は以下の通り。

  • 陸上をやっていた両親の影響。幼いころから、元旦はニューイヤー駅伝、2日3日は箱根駅伝が、我が家の定番だった。また、テレビを見ながら両親が陸上に関るすることを楽しそうに話す姿を見ているのは嫌いじゃなかった。陸上自体はあまりやりたいと思わないが、見る事は楽しいと思わせる幼い時の記憶は侮れない。
  • 選手・コーチの経験。陸上ではない競技(タイムを競う競技)をやっていたので、選手として、自分を追い込む練習の辛さ、才能の重要性、レース前の緊張感など共感できることが多い。回顧しながら見ることが出来るので、惹きつけられる。また、コーチならではの喜び、もど歯痒さ、難しさ等の様々な感情も思い起こさせるのだろう。
  • 組織論への興味。去年の秋から、仕事で多くの部下を持つ事になり、大学駅伝3冠&箱根駅伝5連覇を目指す青山学院大学(以下、青学)のチーム作りへの興味が沸いていた。毎年選手が入れ替わる学生スポーツ、さらに、一人の天才だけでは中々勝負が決着しない駅伝では、勝ち続ける組織を作ることは非常に難しい事だろう。その中で、偉業に挑戦する(十分今でも偉業を達成していると思うが)最強チームの組織づくりに関する情報、本番(箱根駅伝)へのプロセス、そしてその結果を知りたいと思った。

 

青学の総合2位という結果は残念ではあるが、「2位で帰ってきたアンカーを笑顔で迎えるチームメイト達の姿」と「采配ミスと(4連覇していた事による)後ろ向きといえるデータ重視の戦略。チャレンジする姿勢の不十分さ。と述べた原監督の弁」は心に残っている。

組織として、精一杯努力した結果を素直に受け入れられる(自己肯定できる)雰囲気づくり、その上で自責の観点から反省し次に繋げようとする姿勢は、成長し続ける組織として必要なことだと強く思う。明日から少しでも活かせるようにしたい。